小児歯科とは、子供の治療・乳歯の治療と思われがちですが、
永久歯を正しく萌出させ、
むし歯と歯周病を防ぐことが小児歯科の目的です。
生えたての永久歯は非常にデリケートですが、小児期からのプロフェッショナルな介入ができれば、大人になっても生涯綺麗な歯を維持することができます。
歯は人間の成長、発達、発育期に乳歯から永久歯へ交換するというダイナミックな変化をし、成長、発達を続けています。しかし、その時期にいつも口が開いて口呼吸をしていたり、指しゃぶりや舌癖などの口腔習癖が残っていれば、問題が顕著となります。口腔機能の低下により、口腔周囲の筋力が弱くなり、顎の成長にも影響します。小児期における正常な口腔機能の発達は、大変重要な課題です。
毎年実施している保育園、幼稚園、小学校の歯科検診において、むし歯や口腔機能の異常を早期勧告しても受診していない子供も多く、治療勧告書の回収率が50%にもならない場合があるとされています。そのため、むし歯が多い子と、ほとんどむし歯がない子の二極化が進んでいると言われています。「子供が歯磨きを嫌がる」、「お菓子やジュースを漫然と与えてしまう」、「忙しくて歯科医院へ連れて行けない」などの生活習慣についても共に考えサポートいたします。
当院は、19時まで診療し、二俣川駅直結、雨にも濡れないという利便性を兼ね備えております。乳歯のむし歯は進行が早く、歯の中で広がるのが特徴です。一見何にもないような綺麗な歯でも虫歯になっていることがあります。少しでも気になることがありましたら、お仕事帰りや学校帰りにいつでもご相談ください。また、転んで顔を切った・歯が抜けた・欠けたなどの小児外傷につきましては緊急対応いたしますので受傷後早急にご連絡ください。